一色真宇です。こんにちは。
さて、前回につづいて、「自分革命」(角川フォレスタ刊)より
成功するための9つの習慣をご紹介します。
きょうは、2つ目、「過去の自分を裁く」です。
これはびっくりかもしませんね。
精神世界系の人や、心理学系の多くの人は、
「人を許す」とか、「過去の自分を認める」と言いますよね。
でも、お勧めは、「過去の自分を裁く」ことです。
これはどういうことでしょうか。
たとえば、あなたがもし、社長になったとします。
そのとき、仕事を休みがちで、仕事中もため息ばかり。
完成度の高い仕事ができず、
そのくせ給料が低いと愚痴ばかり。
こんな社員、どう思いますか?
社長のあなたはこんな社員に給料を払わなければいけません。
払いたくないですよね?
で、もし「辞めてくれ」と言ったとしたら、社員はどう言うと思いますか?
もしかすると、「労働局に訴える!」
「慰謝料として、退職金を割り増ししてくれ」
と言うかもしれません。
あなたは踏んだりけったりですよね。
こんなだらしない社員に今までお金を払ってきて、
辞めてもらおうと思ったら、今度は訴えると言われる。
こんな悪魔のような社員が来ては困ります。
…でも、もしかすると、あなたはむかし、こんな社員だったかもしれません。
口には出さなくても、実際に社長を訴えないとしても、
心の中で思っていたら同じです。
そして、いまでも、
「あの時の自分は悪くないのに、社長がひどい人だった」
と思っているとしたら、
あなたは決して成功できません。
もし、あなたが社長になったとき、こんな社員に困ることになるのが、
潜在意識の中ではわかっているからです。
ですから、社長になる前に、
「こんな社員はダメだ。絶対に許さない」と思うことです。
そして、過去の自分が言い訳して、
「いや、あの社長が悪いのであって、自分は悪くない。
体調も悪かったし、条件も悪かった」
などと言うのを許してはいけません。
どんな言い訳も許さずに、
「自分が怠慢で、努力が足りないとちゃんと認めなさい」
と過去の自分に言います。
過去の自分がしおらしく、
「本当に申し訳ありませんでした」
というイメージになれば、大丈夫です。
あなたが社長になったとき、こんな社員はこないでしょう。
「いや、そんなことはない。絶対にあの時の社長が悪い」と
もし過去の自分が言うなら、成功するのはあきらめなければいけません。
こんなふうに、過去の自分のわがままや怠慢さに
いつまでも気づかず、「あのときの自分には事情があるのだ」と
許している限り、成功には程遠いのです。
ですから、ちゃんと過去の自分を裁く厳しさを持ちましょう。
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