なにかを手に入れるときの代償とは?
「人生乗り換えの法則」をお読みいただきましたか?
この本には、入門から中級までの、とても重要なポイントが書かれています。
小説になっているので、読み進むうちに、いつのまにか中級あたりまで学べます。
さらに、現象学の知識もところとどころに入っています。
さて、その「人生乗り換えの法則」「に出てくる「てんびんの星」では、
賢者リブラが次のように言います。
「担保のないものなんかないで。労働が、体か、心で支払うんや!」
これは、どういうことでしょうか。
わかっているようでわかりませんよね。
なぜ担保(労働、心、体)が必要かというと、私たちの世界は一元だからです。
たったひとつのエネルギーが、部分として見えるから、世界が生じています。
ということは、実はエネルギーは一定で、それが循環しているのです。
自分にお金が流れてくるためには、どこかからか流れる元が必要です。
入ってくるところも、出ていくところも実は自分なのです。
ヨガではエネルギーを循環させると言って、瞑想のときに指で輪をつくります。
本当は、べつに輪をつくる必要などなく、世界はどこをとっても、いつでも必ず「一元」(…循環しているだけ)なのですね。
お金が入ってくる元が、お金とは限りません。
なにかのエネルギーがお金になっているのです。
労働やアイデアならば問題ないのですが、身体を崩壊させたり(核分裂の原子炉のように)、
感情を放出させることで、お金を手に入れようとすることがあります。
これは危険ですね。
(つづく)