真剣に生きるということ
アクエリアス・ナビの表参道の会社のあるビルの、隣の隣、
オーバルビルにある株式会社フォーバルの会長の大久保秀夫先生には、
いろいろとお世話になりました。
大久保会長が主宰する、大企業の社長たちが講師を務める勉強会に
2009年あたりに、参加させていただいていたのです。
その、大久保会長のご本が「The 決断」という本です(DDS刊)。
いろいろと、ビジネスの真剣勝負のことが書いてあります。
やっぱり、ビジネスで大成功する人はすごいですね。
いつも死と隣り合わせ。
今でも大久保会長は、毎晩、いつ死んでも秘書が後の仕事を支障なく引き継げるように、
仕事をきちんと片づけるそうです。
スティーブ・ジョブスも同じことを言っていましたね。
いつも今日が最後の日だとしたら?と考えて生きていたそうです。
大久保会長は、子どもの頃に事故に遭い、死ぬような体験をしたことで、
この習慣が身についたそうです。
多くの人は逆ですよね。子どもの頃に死ぬような体験をしたから、
今でも○○が怖いとか、いまだに○○できないとか言って、前に進もうとしないのです。
でも、大物になる人は、その事故さえも成長のきっかけに変えて、一瞬一瞬を燃え尽きるように生きるのですね。
体験が問題なのではなく、体験をどう生かすかが問題だという良い例ですね。
これは、フラクタル心理学マスターコース入門の最後の瞑想で、みなさんの理解していただく内容です。
私の好きなスペイン人の歌手フリオ・イグレシアスも、もともとサッカー選手だったのに、
事故で歩けなくなったために(その後、歩けるように回復した)、
サッカーをやめてギターを弾き始めたら、世界的な歌手になってしまった、という人です。
人生をあきらめない。必ず成功すると信じる。
この意欲は、誰かがくれるものではなく、自分で作り出さないといけません。
(つづく)