4 フラクタル心理学が役立つ人たち その2

(前回のつづき)

そして、20年経ちました。

すると相手が一転して

「さあ、外に出なさい。そして、好きな車に乗りなさい」と言います。

すると、第一のタイプは長年の鬱憤を発散しながら外に飛び出しますが、

残念ながら、怒りながらでは運転技術が身に付かなかったのでうまく外で運転できません。

せっかくポルシェに乗ってもぶつけてしまうばかりです。

第三のタイプは問題なく、自分の予想通りだったと確信して、外に出て行き、うまくポルシェを乗りこなします。

問題は、第二のタイプです。

この人たちは、運転技術は身に付いたのですが、好きな車に乗れ、

と言われても「いいえ。マーチで十分です」と言うし、

外に出て好きなコースを走っていい、と言われても、「いいえ。このコースで十分です」と言うのです。

なんと悲しいことでしょうか。

この人たちは十分に運転技術を持っているのに、忘却とあきらめのせいで、

本来の目的を果たせなくなってしまったのです。あなたもこのタイプではないでしょうか?

あるいは、こんな人たちもいます。

「私は感情がよくわからないんです」「私は感情が出ないんです」という人たちです。

こんな人たちは、実はとても激しい感情を持っていたのですが、

それを出すと収拾がつかなくなるとわかっているので、それを抑えているのです。

それはまるで、心の中に暴れん坊のサルを飼っているようなもの。

そのサルが暴れるのを防ぐためにツボを用意し、その中にサルを閉じこめましたが、

サルが暴れるのをあきらめないので、ツボのフタの番人を用意しているのです。

つまり、この人の心の中のエネルギーは、サルを作っている心のエネルギーと、

番人をつくっている心のエネルギーが無駄になっているのです。

これはもったいないことではないでしょうか。

同じことをしようとしても、サルと番人を養いながらやらないといけないので、その分時間がかかるのです。

フラクタル心理学は、こんなときのためにあります。

人生は長い旅なので、準備の期間と本番の期間に分かれます。

本番が来て、変わらなくてはいけないときに、人はなかなか容易に変われないのです。

そして、本番が来たことがわからずに、チャンスを逃します。

もし、そんな人たちに変わるタイミングがわかるような情報があれば、それは便利でしょう。

また、変わるためには自分の初期設定となっている考え方のくせを修正しなくてはいけません。

フラクタル心理学はどのように修正したらいいかがわかるし、修正法もあります。

フラクタル心理学マスターコースでは、まず今までのいろいろな出来事が

すべて自分の思考でできているということを学びます。

特にネガティブな出来事も、実は自分の望んだ結果であるということを学ぶのです。

受講者のみなさんは体感できます。

そのとき確かに、どんなネガティブなことも「自分の思考が現実化していたんだ!」と気づくでしょう。

自分の思考が現実化する世界に住んでいるとしたら、自分の人生の目的はきっとすばらしいものであるはずです。

それだけのエネルギーをかけてあなたはこの人生をつくっているからです。

フラクタル心理学は、長い人生の本当の目的を思い出すためにあります。

本当の目的は、「思考が現実化する」が理解できて初めてみつかります。

そして、それを果たすためには、初期設定を変える必要があるので、

フラクタル心理学がここでも役立つというわけです。